あなたは横断歩道と言ったらどんなものを思い浮かべますか?
両端に線がある「はしご型」ですか?
それとも単なる「シマシマの横線」ですか?
実は横断歩道は、「はしご型」から「シマシマ型」にデザインが変更になっているんです。
今回は、横断歩道がいつからどんな理由で変更になったかご紹介します。
横断歩道のデザインはいつ変わった?

横断歩道は1992年に法改正され、順次縦線がないものに変更にされました。
今から25年以上も前に法改正があったんですね~。
今の子供は、横断歩道の両端に縦線があったことを知らないのだと思います。
縦線がなくなった理由は?
縦線がなくなった理由はいくつかあります。
スリップ防止
昔のはしご型は、白線で囲まれた部分に雨水が溜まりやすく、スリップの原因になっていたんです。
確かにペイントの上やその付近て、濡れると滑りやすいですよね。
私がバイクの免許を取ったときには、先生に「雨の日のペイントには気をつけろ!」と散々言われたのを覚えています。
でも実際道路に出てみると、横断歩道の縦線を越えなくてはいけず、雨が降った時はいつも慎重に通過していたのを思い出します。
ドライバーから見えやすい
両端に縦線がないほうがドライバーから横断歩道が認識しやすいんだそうです。
浮き上がって見えて目立つんだそうですよ。
気が付いていないだけで、そんな効果があるんですね。
経費削減
縦線がなくなった分、塗る部分が少なくなるので経費が削減されるのは当然です。
補修のときも両端の線がないので、塗料が少なくてすみますね。
ほかにも、設置・補修時間が短縮できるので、人件費も削減できるんだそうですよ~。
まとめ
かなり昔に「最近の横断歩道、変だなぁ?」と思ったので、両端に縦線がある横断歩道は、もうほとんどないんじゃないですかね。
皆さんもぜひ観察してみてください♪